花房観音 -Hanabusa Kannon-

2015年、ありがとうございました。

2015年は前半、書下ろし&連載で結構忙しくて、後半はちょっとましで、先月ぐらいからまたバタバタしはじめました。
いろいろあったけれども(書けないことばかりな!)、昨年のように体調を崩すこともなかったし、歌舞伎やら旅行やらも行けました。
本は5冊(「鳥辺野心中」「指人形」「黄泉醜女」「女の庭(文庫版)」「時代まつり」)出版できたので、よかったです。

来年はもっと出す予定です。
そして来年2016年3月に、処女作「花祀り」を出版して、ちょうど5年になります。デビューした時に、「とりあえず、5年で5冊」というのが目標でしたが、予想外に5年の区切りの頃に20冊目の単著を出せそうです。
そのまた5年後はどういう状況になっているかわからないけれど、小説で食っていけてたらいいなと思います。
ただ本当に出版は厳しい状況で、本を書くだけではなく、どうやって売るかというのも作家が考えていかないといけないとも考えています。

とりあえず、来年一発目の単行本「好色入道」(実業之日本社)は、選挙エンターティメント坊主官能というジャンル分け不可能な長編小説ですが、よろしくお願いします。

それでは皆様、よいお年を!

2015年12月31日
ブログ

12/22 オール讀物&小説宝石

12/22日発売の「小説宝石」1月号(光文社)に、連作「まつりのあと」の第3弾「随心院」が掲載されております。平安神宮での結婚式をめぐる様々な物語です。

同じく22日発売の「オール讀物」1月号(文藝春秋)には、「仏」シリーズの最終回「生仏」が掲載されております。こちらは再来年に単行本になる予定です。

2015年12月21日
仕事情報

12/17 怪談文芸誌「幽」

12/17発売の怪談文芸誌「幽」vol.24(KADOKAWA)は、虚実のあわい、フェイクドキュメンタリー特集!

私は柴田剛監督の「おそいひと」という映画について書いています。

なぜこの作品をこの特集でとりあげたのかは……読んでください。

 

去年ぐらいだったかな。

それまで正直いって、怪談実話書くのが結構つらかったんだけど、あ、これはフェイクドキュメンタリーなんだ! と気づいたときから、楽しくなりました。

 

「黄泉醜女」(扶桑社)も、読んでくださった方はおわかりいただけると思いますが、その手法をとっています。

2015年12月16日
仕事情報

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