花房観音 -Hanabusa Kannon-

はっこつん一周年

昨日のことです。
インターフォンが鳴って、扉をあけると警察がいました。

「隣の家のことでお伺いしたいんですけど……」

ちょうど、一年前です。 去年の9/17の昼間、神戸に「ふるさと怪談」を観にいこうとして家を出たところ、同じセリフで警察に呼び止められました。 前日の9/16、大阪のふるさと怪談に出演して、その翌朝のことです。 隣家で死体が見つかったことを知らされたのです。 死体は「はっこつん」と夫により名づけられました。 詳しくは、「恐怖女子会」(竹書房ホラー文庫)や、怪談文芸誌「冥」Vol.2(メディアファクトリー)の怪談実話コロシアムを参照してください。.

今日の警察の来訪に、「もしや、またあらたなはっこつんが……いや、白骨死体やったらまだええけど生ものが……」と一瞬びびったのですが、違いました。 昨日から今朝にかけての風で、隣の家(はっこつんち)の屋根の一部が飛んで、よそのガレージとかに破片が落ちたりしてて苦情がきたもよう。 警察に大家さんや管理人さんは誰なのか聞かれました。

はっこつん、発見されて一年になるけど、自分の存在を知らそうとしたのかな。
ちょうど怪談のゲラチェックをしている真っ最中のことでした。
2013年9月17日
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くまなき月の渡るに似たるとて……

すごかったですね、台風。

京都は今までにない雨と風で、朝になっても眠れませんでした。

特別警報が出されましたからね。

眠れなかったのは、渡月橋が気になってしょうがなかったからです。

流されそうな勢いで、もう、どうしようって、心配でしょうがなかった。

 

私たちにはとてもなじみの深い橋です。

渡月橋という名前は亀山天皇が「くまなき月の渡るに似たるとて」つけたと言われています。

嵐山のシンボルのひとつでもあるのが、この渡月橋。

 

ところで渡月橋がかかる川ですが、この橋を境に名前が変わるのです。

渡月橋より下流は「桂川」、上流が「大堰川」、さらにその上流は保津川になります。

桂川は大山崎町で鴨川や木津川などと合流して、淀川になり、大阪湾へと流れていくのです。

桓武天皇が都をこの地に定めたのは、この「淀川水系」と言われる川の流れを利用する目的もあったそうですよ。

2013年9月16日
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たぶん、3年ぶりかそれ以上

 声が出ません。

 どうやら喉をやられてしまった模様。

 

 数日前、集中するために近所のビジネスホテルに泊まったのですが、その部屋の空気が乾燥していたのかな。

 それ以来、喉がおかしい。

 とはいえ、喉だけで、熱もないし鼻水もないから、生活にあんまり支障はありません。

 もし風邪だとしたら、3年ぶりかそれ以上かも。小説家になってから、風邪をひいていないので。

 

 今週は土曜日にふるさと怪談があるので、それまでには治さねば。

 

2013年9月15日
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