FKB ふたり怪談 平山夢明vs福澤徹三
寝る前に、よく怪談を読みます。
そんなん怖くて眠れへんやん! と言う方もいらっしゃるでしょうが、私は怪談を読むとやすらかに眠れるのです。
癒される、というか……慰められます。
怪談というのは私にとってネガティブな感情の肯定だからかもしれません。
まあ、「怖い」と思うことは、ほとんどないんですけどね。最近は。
禍々しいものが好きで、惹かれます。
禍々しいものは美しいと思う。
もっともっと恐ろしく禍々しいものが読みたいと日々願っています。
さて、そんな怪談ファンたちが待ちに待っていたと言っていいんじゃないでしょうか、竹書房ホラー文庫FKBの「ふたり怪談シリーズ」で、真打登場! って、これ以上ないぐらいの組み合わせの怪談実話が発売されました。
平山夢明さんと福澤徹三さん♡ の「ふたり怪談」
なんて禍々しい!
またこの本の巻末におふたりの対談が掲載されているのですが、そのインタビュアーが、また禍々しい東北在住の怪談作家・黒木あるじさん。
この対談、もっと長いものを読みたいと思いました。
禍々しいものを喰って、私はもっと禍々しい女になりたい。
2013年10月30日
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