花房観音 -Hanabusa Kannon-

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満月には猟奇事件がよく似合う――そう思ってしまったのは、京都御所から眺めたせいでしょうか。

2013年9月19日
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黒い十人の女

久々に市川崑監督の「黒い十人の女」を観ました。

 

劇場で一度、DVDで一度観てて、今回は三度目。

テレビ局のプロデューサー・風には妻の他に九人の愛人がいた。

妻と愛人たちが風を殺そうと計画するが……。

 

改めて見て、船越英二扮する「風」という「魅力的なダメ男」の色気にあてられる。

女たちの口から何度も「優しい」という言葉が出てくるこの男は、人にも自分にも優しく甘い。

「浮雲」の森雅之と「黒い十人の女」の船越英二だけは、絶対に近寄りたくない!

 

この作品は市川崑夫人の和田夏十の脚本が素晴らしい。

ダメ男と、わかっていても離れられない女たちの台詞がぐさぐさくる。

 

女優陣は圧巻。

正妻役の山本富士子、一番古い愛人の岸恵子、中村玉緒、岸田今日子、宮城まり子……迫力満点。

中村玉緒がとんでもなく可愛いです。

 

けれどやはりこの映画の主役は岸恵子。

美しくて、怖い。

 

途中、岸恵子が煙草に火をつけるシーンがありますが、ゾっとするほど色気があります。

2013年9月18日
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はっこつん一周年

昨日のことです。
インターフォンが鳴って、扉をあけると警察がいました。

「隣の家のことでお伺いしたいんですけど……」

ちょうど、一年前です。 去年の9/17の昼間、神戸に「ふるさと怪談」を観にいこうとして家を出たところ、同じセリフで警察に呼び止められました。 前日の9/16、大阪のふるさと怪談に出演して、その翌朝のことです。 隣家で死体が見つかったことを知らされたのです。 死体は「はっこつん」と夫により名づけられました。 詳しくは、「恐怖女子会」(竹書房ホラー文庫)や、怪談文芸誌「冥」Vol.2(メディアファクトリー)の怪談実話コロシアムを参照してください。.

今日の警察の来訪に、「もしや、またあらたなはっこつんが……いや、白骨死体やったらまだええけど生ものが……」と一瞬びびったのですが、違いました。 昨日から今朝にかけての風で、隣の家(はっこつんち)の屋根の一部が飛んで、よそのガレージとかに破片が落ちたりしてて苦情がきたもよう。 警察に大家さんや管理人さんは誰なのか聞かれました。

はっこつん、発見されて一年になるけど、自分の存在を知らそうとしたのかな。
ちょうど怪談のゲラチェックをしている真っ最中のことでした。
2013年9月17日
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