花房観音 -Hanabusa Kannon-

11/6 「次の本へ」

 神戸で新しく立ち上げられた出版社「苦楽堂」さんの最初の本「次の本へ」が、明日発売になります。
 84人が、「本と本とのつながり、出会い」についてエッセイを寄せています。
 私は「IN」(著・桐野夏生)→「死の棘」(著・島尾敏雄)、この2冊の本について書きました。

「恐ろしい恋愛」について、です。

 

 

 この本がきっかけで、どうかたくさんの方が「次の本」を手にとって、広がっていきますように。

 本との出会いの素晴らしさを、多くの方に体験してもらえますように。

 

 そして「苦楽堂」さま、最初の本に、お声をかけていただいて、本当に光栄です。

 ありがとうございます。

2014年11月05日
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10/30 新刊「神さま、お願い」発売

 新刊出ます。

 タイトルは「神さま、お願い」 

 角川書店より10/30発売です。

 官能色はありません。どこにでもいる6人が登場して、京都の黒い屋根を持つ神社にお参りに訪れます。

「安産祈願」「縁結び祈願」「不老長寿」「商売繁盛」「家内安全」「合格祈願」……。

 彼女たちが訪れる神社は、必ず願いを叶えてくれます。けれど、その条件として、自らの身体を傷つけた血をしたたらせるのです。

 

 願いと呪いは紙一重。

 誰かの願いが叶うことは、誰かの願いが叶わないことでもあるのだから――

 

 そんなお話です。

 

 よろしくお願いします。

2014年10月27日
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10/22 「小説宝石11月号」短編掲載

さて、明日10/22は京都では「時代祭」が開催されます。

明日発売の「小説宝石11月号」(光文社)に、短編「時代まつり」が掲載されます。
東京から亡くなった父の家を整理に訪れた妻子ある男が、京都の時代祭の行列の中に自分に視線を注ぐ花を売る白川女を見つける。数日後、その女と再会した男はーー。
そんなお話です。
特選小説さん、小説宝石さんに書かせていただいている、この京都の「まつり」シリーズも、もう11作目です。
よろしくお願いします。

ついでに言うと、10/22の夜には鞍馬で「火祭」があります。夏に出た短編集「やすらいまつり」(光文社文庫)の中に、火祭を舞台にした「火まつり」という短編があります。

2014年10月21日
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