花房観音 -Hanabusa Kannon-

新刊9/28「花びらめくり」(新潮文庫)

新刊出ます。

9/28発売「花びらめくり」(新潮文庫)です。

 

文豪の名作を現代を舞台の官能小説にアレンジして、様々な媒体に発表したものに、書下ろしをくわえました。

☆「藪の中の情事」芥川龍之介・藪の中

☆「片腕の恋人」川端康成・片腕

☆「卍の女」谷崎潤一郎・卍

☆「それからのこと」夏目漱石・それから

☆「仮面の記憶」三島由紀夫・仮面の告白(書下ろし)

 

以上の五作品です。

レズあり、BLあり(初めて書きました)と、バラエティにとんでいます。

解説は官能小説評論の第一人者・永田守弘先生です。

デビューから読んでくださった永田先生の解説、本当に名文です。

 

よろしくお願いします。

2016年9月20日
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8/20 特選小説に短編掲載

明日20日発売の特選小説10月号(綜合図書)に、短編「若菜」が掲載されます。源氏物語に登場する、光源氏の若き妻・女三宮の話をモチーフにした官能小説です。

 

源氏物語官能シリーズは、光源氏の義母・藤壺宮の「藤壺」と、六条御息所の「葵上」に続いて、第三弾が女三宮の「若菜」です。上司からすすめられる形で年の離れた妻と結婚した主人公は、妻に魅力を感じず浮気をしている。ところが、お嬢さんで未熟だと思っていた妻が、自分の部下と……そんなお話。

このシリーズは、源氏物語に登場する女性たちって、義母とか幼な妻とか未亡人とか弟の嫁さんとか、なんかこてこての官能小説の設定っぽいな! よし、官能小説にしよう! と思ってはじめました。

よろしくお願いします。

 

2016年8月19日
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8/9 「まつりのあと」発売

来週火曜日9日発売です。新刊「まつりのあと」(光文社文庫)、京都が舞台の連作短編集です。

「小説宝石」に連載されたもので、22冊目の単著になります。

舞台は平安神宮、帷子ノ辻、一条戻り橋、随心院、木屋町立誠シネマ、安井金毘羅宮です。よろしくお願いします。

 

 

2016年8月06日
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