花房観音 -Hanabusa Kannon-

やしきたかじんさんの「東京」

やしきたかじんさんが亡くなりましたね。

 

その報道のすごさにびっくりもしていますが、関西人としてはやはり大きな存在であったことは間違いありません。

 

私はたかじんさんの歌では「東京」が一番好きでした。

昔は何も考えずカラオケで唄ってたけど、今、あらためて聞くと、歌詞が、ある時期の自分の状況そのまんまなことに気づいてしまったので、もうたぶん、唄えない。

 

たかじんさんの歌をはじめ、いろんな大阪の切ない歌をあつめた「大阪ソウルバラード」というCDは一時期よく聞いていました。

元阪神の川藤さんのCMが印象的でした。

 

たかじんさんもそうだけど、上沼恵美子さんも、上岡龍太郎さんも、関西の人に愛されるタレントさんて、みんな「アンチ東京」の人です。

関西人のなかに、「東京なんぼのもんじゃい」って気持ちがあるんだろうな。

私もめっちゃあるけど。

たかじんさんなんか、自分の番組を東京で配信もさせなかったぐらいですから。

 

そんな「アンチ東京」の人が唄った、「東京」が、好きです。

2014年1月12日
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「ただセックスがしたいだけ」  桐野夏生

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小さな、薄い本です。

けれど、とても素敵な本です。

 

牧野伊三夫さんの個展で「ただセックスがしたいだけ」と題された絵を見つけた桐野夏生さんが、その絵を購入して、同じタイトル短編小説を書かれました。

その小説を読んだ牧野さんが、挿絵をつけて、自費出版された本です。

 

小説家と画家の作品同士が惹かれあうようにしてつくられた小さな本。

この本の誕生の逸話を読んだときに、理想的な物語の生まれ方だと思いました。

 

作品は、作るものではなくて、生まれるものかもしれない。

 

私はこの本は、タイトルに惹かれて京都のガケ書房さんで購入しました。

「ただセックスがしたいだけ」の衝動にかられた男の物語です。

 

こうして何かに導かれるように生まれた物語、そして本を、自分もいつかつくりたい。

 

2014年1月10日
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花びら餅

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これは欠かせませんね。

京都の御正月は「花びら餅」。

白みその餡で、ごぼうをつつみます。

名前も色もなんかいやらしい。

 

2014年1月09日
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