5/7 「ダ・ヴィンチ」6月号に短編掲載
5/7発売の本の雑誌「ダ・ヴィンチ」に短編「栞の痕」が掲載されております。
本をテーマにいろんな作家さんが短編を書くシリーズです。
高校の先生と再会して結婚した初美。幸せな結婚生活を送っているはずだった。先生の書斎の「あれ」を見つけるまでは……。
私にしては珍しくまともに恋愛小説を書いたような気がするよ。
よろしくお願いします。この号のダ・ヴィンチには、「注目の新刊」コーナーと、「担当編集者のおすすめ」コーナーに「鳥辺野心中」が紹介されています。
5/7発売の本の雑誌「ダ・ヴィンチ」に短編「栞の痕」が掲載されております。
本をテーマにいろんな作家さんが短編を書くシリーズです。
高校の先生と再会して結婚した初美。幸せな結婚生活を送っているはずだった。先生の書斎の「あれ」を見つけるまでは……。
私にしては珍しくまともに恋愛小説を書いたような気がするよ。
よろしくお願いします。この号のダ・ヴィンチには、「注目の新刊」コーナーと、「担当編集者のおすすめ」コーナーに「鳥辺野心中」が紹介されています。
4/25、地元、豊岡の復活した劇場・豊劇にて「劇場版テレクラキャノンボール」2013」上映&トークやりましたよー。
前日から地元に帰り、まずは豊岡の喜久屋書店さんにご挨拶。
実家で母親に「あんた、秀建さんはどうなるん?」と、「好色入道」についていろいろ聞かれる。
で、久々の豊劇はものすごくおしゃれでレトロなええ感じになっていました。
映画の上映だけじゃなく様々なイベントが開かれ、なんとカフェバーまであります。
松尾さんが「いい劇場だー!」と、何度も感嘆されていました。
私はよくわからんけど、松尾さんいわく「音もいい」そうです。
また来たそうなそぶり満々だったので、きっとそんな機会もあるでしょう。
イベントには京都から角田龍平ご夫妻もいらしてました。地元で松尾さん&角田夫妻と打ち上げとかするのも不思議な感じでした。
翌日は編集者さんと竹野、城崎などを取材しました。いい天気だった。
豊劇、一度いらしてください。
ほんとうに素敵な劇場でした。
本を出すと、「おめでとう」ではなく「また? 早い!」と呆れたように言われるのには慣れてきました。
まあ、確かに早いと自分でも思いますわ。
デビューして4年ちょいで、次で単著14冊目です……。
共著もあるしね。
5/15発売の「指人形」(講談社文庫)は短編集です。
団鬼六賞大賞受賞後に官能文芸誌「悦」に掲載された「おばけ」も掲載されております。
最初に書いた短編なので感慨深いです。デビュー作「花祀り」が出る前に、この「おばけ」を読んで授賞式に来てくれた編集者の方もいました。
「おばけ」と、同じく「悦」に掲載された「花灯路」、そして小説現代掲載の「指人形」「奥さん」。この二編もとても気に入っているので本になって非常に嬉しいです。
「奥さん」は、面接軍団の市原克也隊長の「奥さん!」という呼びかけを、いつか小説にしようと思って書いたもの。
そして今回、新たに書き下ろしたのが「妻の恋」「わるいうわさ」「美味しい生活」です。
特に制約もなかったので、好き放題かけてとても楽しかった。
「妻の恋」は、AV男優に恋してどんどんと美しくなる妻を夫視点から描きました。登場するAV男優の名前は「佐村邦人」……面接軍団の、佐川銀次、吉村卓、片山邦生、森林原人(敬称略)この人たちの名前から一文字づつとったものです。
なので、解説は人気AV男優の森林原人さんにお願いしました。
この解説が、素晴らしいです。
官能というか、描き終わって、これは「女の欲望」の本だなと思いました。
表紙もとても上品で手に取りやすいです。
よろしくお願いします。