9/8 「京都に女王と呼ばれた作家がいた」文庫発売
9/8に、「京都に女王と呼ばれた作家がいた」の文庫版が、幻冬舎より刊行されます。
単行本を加筆修正、あらたに一章「その後のふたりの男」を書き下ろしました。
解説は、山村美紗の夫・巍さんの妻の山村祥さんです。
当初は巍さんにお願いしていましたが、半年前に倒れられかないませんでした。
けれど、山村祥さんの解説が、素晴らしいです。
「これを世に出さないと死ねない」と思って、数年をかけて取り組んできた本です。
今まで50冊以上、本を出したけれど、一番しんどい本でした。
でも、一番「作家になってよかった」と思える本でもありました。
すべて、山村巍・祥夫妻のおかげです。
校了の数日前に、巍さんが亡くなりました。
ギリギリに、献辞をいれることができました。
この本を、山村巍さんに捧げます。
あらためて、巍さん、ありがとうございます。
そして、どうか、安らかに。
2022年9月08日
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