花房観音 -Hanabusa Kannon-

黒七味で有名な原了郭さんのカフェ

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うちは、原了郭の黒七味と清水の七味屋本舗の七味を常備しています。

 

こちらの七味をつかうと、安物のうどんも蕎麦も高級な味に早変わり。

絶対にかかすことができない薬味です。小袋もあるから便利。

 

さて、その原了郭さんが新門前にカフェを出されたことは知っていました。

スパイスをつかったカレーがおすすめだとか。

 

で、やっとこさ近くに用事があったので行ったんですが、昼ごはんを食べてたのでカレーは食べずに珈琲だけ飲んだんですね。

原了郭特製カレーパウダーとか売ってて、迷ったけど結局買ってないけど、買えばよかったと後悔。

そのかわり、珈琲に、こちらの山椒が入ったクッキーがついてきたんですが、これが美味しかったです。

 

こちらのお店は、赤穂義士の原惣三郎の子孫が開いたお店だって、ご存じでしたか?

2013年10月18日
ブログ

シネマ歌舞伎 「ヤマトタケル」

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シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」を観ました。

御存じ、梅原猛が三代目市川猿之助のために書き下ろした作品です。

 

今回は昨年、新橋演舞場で開催された四代目市川猿之助(市川亀治郎さん)、そして市川中車(香川照之さん)襲名披露公演の模様です。

 

父恋し、ふるさと恋しのヤマトタケルの悲劇というのは、やはり切ない。

強いのに、心は子供のままのヤマトタケルのまっすぐな想いが悲しい。

 

そしてカーテンコールに登場した市川猿翁さん(三代目の猿之助さん)が猿之助さんと中車さんに手をとられる姿は。。。泣けました。

その前に、そっと猿之助さんが「これから一緒に歩んでいこう」とばかりに中車さんの手をひく場面も。

 

御存じの方も多いですが、猿翁さんは、女優の浜木綿子さんとの間に中車さんをもうけますが、彼が1歳に頃に、初恋の人で十六歳歳上の人妻である藤間紫さんのもとに走ります。

そうして中車さんは母親に女手ひとりで育てられのちに東大出の俳優・香川照之として芸能界で注目を浴びます。

中車さんが二十五歳の時に、父に会いに行くと、「大事な舞台のときに会いにくるとは役者として自覚が足りない」と追い返されたそうです。

 

のちに、藤間紫さんのとりなしにより、猿翁さんと中車さんは会うことができました。

そして四十半ば過ぎて、俳優・香川照之は息子と共に歌舞伎界に入ることを決めました。

四代目の猿之助さんと中車さんは従兄弟です。

 

そういう恩讐の永いドラマがあるからこそ、猿之助さんと中車さんに手をとられた猿翁さんの姿には盛大な拍手が沸きました。

 

今年の南座の顔見世は、四代目市川猿之助襲名披露公演です。

一年前から楽しみにしていました。

2013年10月17日
ブログ

恋地獄、発売しました。

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新刊、「恋地獄」もう本屋さんに並んでるみたいです。

8冊目の単著になります。

 

2013年10月16日
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