10/18 新刊「恋地獄」発売
幽霊でもいいから、あなたに会いたい――。
お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません(村西とおる監督風に)
誰も待ってないかもしれません……。
10/18(金)新刊「恋地獄」、メディアファクトリー/KADOKAWA 「幽」BOOKSより発売です。
これややこしいですが、メディアファクトリーさん、角川書店さん、数社が10/1に合併して「KADOKAWA」になったんですよ。
もともとは愛読している怪談文芸誌「幽」からお話をいただいた怪談本です。
ただ、怪談といっても、恋愛小説です。
肉体が滅んでも尚残る、情念―ーそれは幽霊であり、形のない『恋愛』でもあり。
男と女の未練と執着という、どうしようもない感情を「怪談」という形をとって描いた小説です。
「怖い」のは、幽霊の出現ではなく、どうしても消えない人の想いなのではないでしょうか。
舞台は京都、六道の辻と蓮台野。
東京から京都にやってきた「幽霊が見えないけど、見たい」女流作家と、京都に代々住み墓守の家の「幽霊が見える墓守娘」の二人の女が主人公です。
よろしくお願いします。
2013年10月12日
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